「塩、時折砂糖や黒砂糖」

ストレンヂア





王道度 5
男臭さ 5
食事中NG度 3(もののけ姫よりややグロ)
ぎこちない中国語度 5


物語の構造はシンプル。
単純ていうことでなく、理解しやすいという意味で。
そして、
かっこいいものはひたすらかっこよく(アクションシーンが凄いのなんの)、
しっとりした場面(涙腺直撃)も、ギャグパート(お約束!)も、
かわいい生き物(ワンコ)もつめこんであって、
あとは語りすぎず、やりすぎず、丁寧に、物語をちゃんと完結させれば、
それで充分おもしろいっていうことを証明している作品。
それを王道と呼ぶのかい?

でも、wikipedia読んでると
アクションシーンかきたかったんです!とか
男と少年の熱い物語かきたかったんです!とかが先走ってる感がまた良い。
物語の良さとか、伝わる作品とかそういうのは当たり前だろ!みたいな感じですか兄貴(企画:南 雅彦(ボンズのしゃちょーさん))。

そんで、「なぜ2007年に作る必要があったのか」というとこはひじょーに気になる。
この作品は最近のアニメの物語に思うところないと、でてこないだろう。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』も2007年公開なのか。
しかも同じ9月公開だったのかぁ。
しかも南雅彦と庵野秀明は大学の同期なのか!
わー思うところがなかったわけがない。(妄想)

話戻す。
実は私はずっと「王道臭がする」と思ってこの作品を観てなかった。
し、
実際「王道すぎてツマラン」という批評があるみたいで。
でも、そういうコメントはつっこめるアラがあったら出ないよなぁと思うんだ。
じゃぁ、それは凄いことじゃないかと。

王道をきちんとやり遂げることはとても難しい。

以下、折りたたんであるよ。ネタバレと偏った視点による感想があるからだよ。
読んだ後で思うところあってもしらないので、その場合は忘れてほしいと言うだけです。





アクションシーンについて

・金パのアクロバティックな剣さばきおもしろい。
・刀の刃こぼれとか、光が刀に反射するのとか、細かい。
・緩急の付け方が好み。人に刺さったら勢いは一度止まるよね。
・なんつか筋肉の弾力が感じられる動き。これも好み。


801ちゃん感想

・公式ホモカップルにもかかわらず、ライバルにしか眼中にない金パが筋肉バカで素敵。
・なんやったら国のことまで放り出す筋肉バカの金パがやはり素敵。
・主人公は色気垂れ流しなのに、男前すぎてよこしまな妄想を呼び起こす暇がなかった。
・終わってみて風呂のシーンとかどうしてくれよう!って思ってる。
・主人公と金パは一生チャンバラ(意訳:きゃっきゃうふふ)してくれって思った。
・どろろがデジャヴして、小太郎を最後まで男の子と認められなかった自分がいる。


ネタバレ感想

私は、名無しは最後は死んだと思ってる。
物語的にはそうであってほしい。けど小太郎のことを考えると、生きていてほしい。

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